使ってみよう!ジェネリック医薬品
Let's use it! Generic drug
ジェネリック医薬品とは・・・
ジェネリック(generic)は、「一般的な」という意味で医師に薬を処方してもらうとき、ある特定の商品ではなく、同じ有効成分をもつ「一般的な」複数の薬の中から患者や薬剤師が選択できるのがジェネリック医薬品です。
先に作られた新薬と同等の効果、同じ有効成分で安価なものが多いのが特長です。
家計にやさしいジェネリック・・・
ジェネリック医薬品にすると価格が5割程度や場合によってはもっと安くなることがあります。個人の負担が抑えられるだけでなく、医療保険の負担も抑えられるので、保険料負担の面からも家計にやさしい効果があるといえます。
特に長期服用が必要な薬は大きな節約効果が期待できます。医師や薬剤師に相談してみましょう。
なんで安いの・・・
新薬(先発医薬品)の開発には10年以上の期間がかかったり、相当なコストがかかることがあります。そのため専売特許として、20~25年間は独占的な製造や販売の権利が与えられます。
ジェネリック医薬品は、新薬の独占販売期間が終わった後に販売される「後発医薬品」です。
薬の効き目に違いはあるの・・・
ジェネリック医薬品は、先発医薬品と有効成分は同じです。効き目は先発医薬品で実証済みです。保存料や着色料が先発医薬品とは異なるときでも、その使用は安全性が確認されたものに限られているので安心です。
ジェネリック医薬品自体も国の厳格な審査をクリアし、製造販売が承認されたものとなっています。
どんな薬もジェネリックにできる・・・
すべての薬にジェネリック医薬品があるわけではありません。また、治療内容によってジェネリック医薬品が適さないと判断される場合や処方箋にジェネリック医薬品への変更不可のチェックがある場合は変更できません。
ジェネリック医薬品に替えられるかどうか、医師や薬剤師に相談してみましょう。